【無分別智 塩つぶ体験? 海、波になる@葉山】
カヤックで海に出ました。
波が高いから遠くには行けないねっていいながら、
結構、沖に出ました。
目線が水面と近いので、
海の波と遊びながら
思い出した お話。。
「海の水はどのくらいしょっぱいのだろう」と知りたがった
ひとつぶの塩のお話。
「ぼくは塩つぶ。とてもしょっぱいんだ。海の水っていうのは、ぼくに負けないくらいしょっぱいのかな」
そこに師がとおりかかり、こう言いました。
「塩つぶよ、おまえが海水の塩辛さを本当に知る方法はただ一つ、
その中に飛び込むことだよ」
そこで塩つぶは海に飛び込み、海水と一つになりました。
そして、彼の理解は全きものとなったのです。
「和解」 インナーチャイルドを癒す」 ティク・ナット・ハン著より
対象と分離している感覚が在る限り、
その対象を理解することは望めない。
ここ数ヶ月毎週、読書会で「和解」という本から、
ティクナットハン師の言葉と寄り添ってきました。
「これ」「あれ」を分け隔て、
「これ」対「あれ」と差別することが苦しみのもとになる。
誰もがもっている「無分別智」の種子の姿を
現すように手伝うことがとても大事。
幸も不幸も相互存在ですね💗
海と波の自然界では、
私も、塩つぶ!
#ティク・ナット・ハン