診断プログラム

西洋医学の医師が解剖学や生理学を基に診断を行うように、
認定ヨーガ療法士は、ヒマラヤで五千年の永きにわたり伝承されてきた、 『人間五蔵説(タイティリーヤ・ウパニシャッド)』と『人間馬車説(カタ・ウパニシャッド)』の人間構造論、 及び人間心理の機能を明らかにした「ウパニシャッド聖典」や「ヨーガ・スートラ」等の聖典群を基準とした、人間心理機能論からなる「ヨーガ療法理論」に基づいて、 ヨーガ療法指導を行っていきます。

1.YTA(ヨーガ療法アセスメント)

おもに以下のようなアセスメントによりクライエントの心身の状態を見立てていきます。

  • インテーク面接
  • 認定ヨーガ療法士のみが取り扱うアセスメント表
    (ヨーガ・スートラやバガヴァッド・ギーターなどの聖典を基に作成されたアセスメント表)
  • 西洋心理学における心理検査表(YG性格検査やSTAIなど)

2.YTC(ヨーガ療法カウンセリング)

『いまここ』のカラダや呼吸、ココロを感じ取る。

その日の体調や心の状態に合わせて4つの技法を組み合わせ、その人の持てる力の範囲、その人のペースで行います。 心身の感覚を意識することが目的ですので、柔軟性やポーズの完成度にはこだわらず、しょうがいの有無や年齢を問わず行うことができます。 カラダや呼吸を意識すると、脳の深部領域が活性化して自律神経が安定し、 ストレスホルモンが減少することが報告されています

体操Asana

簡単な動きから、筋力を強化するアイソメトリック(等尺運動)まで様々な技法があります。
仰向けや椅子に座って行うことも出来ますので、体力に自信のない方でも安心して行えます。

呼吸法Pranayama

気分を活性化または鎮静化させるなど、目的に合わせた呼吸法があります。
自律神経のバランスが整い、感情のコントロールに役立てることができます。

リラクゼーション法Relaxation

意識的にカラダの緊張を緩めていく方法です。心が落ち着き、頭がスッキリするなどの効果があります。

瞑想法Meditation

「いまここ」に集中する瞑想や、日常生活やこれまでの経験を振り返る瞑想を行います。
自分自身への理解が深まり、集中力も高まります。

3.CCC(症状変化)

ヨーガ療法アセスメントで行った各データの結果の比較や、クライエントの変化を比較検討し、 再び心身相関の疾患に陥らないように、健やかな心身状態を常に保てるよう引き続き指導していきます。

 

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